これでスッキリ！旦那の浮気の対処法
男は浮気をする生き物だ！そう聞かされてきた子供時代、自分の結婚相手は、家族だけを見てくれる誠実な男性にしよう…、そう思い結婚を決めました。
[1.浮気は妊娠期が危ない]
新婚早々浮気をしちゃう男性はもはや病気です。
なかなかそんな男性はいないと信じていますが、女性と違い男性は、性欲コントロールが難しく、性欲自体も強いものです。
勿論全ての男性がという訳ではありませんが、そんな旦那様を選んでしまうと…、第一の山場はやはり奥様の妊娠です。
待望の赤ちゃんを身ごもっている奥様は本当に愛しいでしょうが、性欲の行き場が迷子になってしまいます。
そんな中、悪阻や体調の崩れにより、奥様は精神的に不安になりイライラする事も多々あります。
タイミング悪くそんな状況時に、自分勝手に旦那様が体を求めてきたら、そりゃあ奥様は怒りますよね。
次第に旦那様も…、気持ちは家庭に、体は外へなんて器用な事を考え始めてしまうのです。
初めは、お金を払って性欲を満たしてくれるお店に行ったりします。
しかしこんな時に限って、今迄はあまり意識していなかった会社の女子社員、同級生との出会いに関心を持ち、次第に2人の距離感が縮んで行きます。
事情も解ってくれ、身軽で、自分の愚痴を聞いてくれるこの女性にはまり、仕事的ではない男女の関係になっていくのにそう時間はかかりませんでした。
[2.妊娠中の女性の勘は鋭いのです]
浮気相手も見つかり、性欲はその女性へ、愛情は奥様へと上手く立ち回ってるつもりの旦那、家にも毎日帰宅し、以前より気遣ってくれ話だって聞いてくれます。
仕事もしっかりとこなし、家庭も大事にし、疲れも見せずに気遣ってくれる、こんな完璧な旦那様でとっても幸せだわ…、なんて思いませんよ。
あれ？うちの旦那ってこんなに器用な人だったんだと思う反面、女性は裏から探っていくものです。
こんな様子にまずは気がつきました。
- 家で1人で性欲処理をしている様子がない。
- 飲み会、残業が増える。
- 以前に比べ、自分の外見に対し小綺麗に見える様関心を持っている。
この3つに直ぐにピンときてしまいます。
妊娠中一時だけの浮気で終わるならまぁいいけどね…、そんな風に思ってしまいました。
何故なら、自分が性の相手をしてあげられない申し訳なさ、この少しの罪悪感により、見て見ぬ振りをしたのが馬鹿でした。
[3.出産後、里帰り中に鉢合わせ]
ついに臨月に入り、旦那の浮気は二の次になり、初めての出産がついに迫ってきているので、旦那との絆はむしろ深まっていると感じていました。
事実、旦那もすごく出産予定日を楽しみに目を輝かせていたのです。
いよいよとなった時、私は約2ヶ月間実家へ里帰りする事になりました。
休日は必ず実家に来ると言っていて、その約束通り出産後は何度も会いにくる旦那、その姿に幸せいっぱいになっていました。
自宅の事は何も心配する事はない！その言葉は嘘では無さそうで、会いにくる時は常にアイロンされた清潔なシャツで現れたのです。
その時ふいに忘れかけていたあの疑惑が思い出され、出産後母体の回復が順調だったのもあり、旦那に内緒で一度自宅に戻る事にしました。
旦那が仕事に行っている時間に戻ると…、綺麗に片付けられたキッチン、洗濯物も溜まっていません。
こんなに綺麗なんて、1人暮らしの女性以上じゃないか！絶対に誰かが来ている！そう思いあちらこちら見て回りました。
あっ…、ドラマの様に歯ブラシが旦那の物の横に並べてありました。
やっぱりな…、そう思ってからは出るは出るはで、知らないタオル、洋服、スリッパ等、ここで泊まったりしてるんだなとその時ハッキリと理解しました。
子供は実家に預けて来ていたので、今日中にしっかりと浮気の証拠を抑えたい！そんな思いでいっぱいでした。
玄関の靴を隠し、電気を消してソファーの後ろに隠れ旦那の帰宅を待ちました。
何かの間違いであって欲しいという気持ちと、旦那と浮気相手の汚らわしさに、怒りでいっぱいだったのを覚えています。
その数十分後、目の前に現れた2人…、私も知っている会社の子でした。
色んな食材を買ってきたのか、冷蔵庫に手慣れた手つきで入れていくその女性の姿に、悲しみは一ミリも無くただ怒りがこみ上げていました。
いつ目の前に出てやろうと思った時、自分でもよくそんな事を冷静に出来たのかわかりませんが、携帯電話の録音機能で会話を録音していたのです。
「奥さんてもう少しで帰ってくるんだよね？ここで会うのが一番楽で良かったんだけど、まぁ仕方ないか。」
「しばらくは部屋に行けないかもだけど、ちゃんと時間は作るから何の問題もないよ。」
そう言ってキスした時、たまらず飛び出し、思い切り旦那を引っ叩いてやりました。
2人共まるで心霊現象にあったかの様に固まっていましたが、そのまま家を飛び出し実家へ戻りました。
ハッキリと浮気を目にし、証拠も掴んでやった！この事だけに支えられている状況でした。
[4.親の前での土下座と坊主、親からの言葉]
実家に着き我が子を目にした途端、涙が止まらなくなり泣いていると、電話で先にこの事態を知っていた母親が、何も言わず慰めてくれました。
落ち着くまではこちらに来るなと父親に言われた旦那、それから1週間は現れませんでした。
私の知らないところで両親に会い、話し合いはしていた様で、しばらく経ったある日、2人で話し合いなさいと旦那を呼び出してくれました。
現れるやいなや、すぐに土下座で何度も頭を下げる旦那、全て自分でケリをつけてきたから、もう二度とこんな事はしないから許してくれ！そう泣きながら謝る旦那の頭は坊主になっていました。
それから今迄の経緯を聞いていましたが、何も心に響かずただ呆れる私に、両親がこんな言葉をくれました。
「もう2人は親になったのだから、自分の事より考えなきゃいけない大切なものがある、一時的な感情だけで1人の人生を狂わせる様な事をしたら、それこそ一生後悔するぞ。」
その言葉が、旦那の何十回の土下座よりずっと心に響き、私はもう一度旦那を信じて見る事にしました。
子供がいなかったらどうだったのか？
気持ちが冷めていましたから、きっと許せなかったと思います。
でも落ち着いて考えた時、この愛しい我が子を悲しませる事が、自分の悲しみ、怒りより何倍も辛い事なんだとわかり、この子と引き合わせてくれた旦那も、同じ気持ちなんだと涙を見てハッキリとわかったのです。
一回の浮気を許せないくらいの女なら、母親なんてやっていけない！と強く思い、旦那ともう一度新しいスタートを切り出しました。
その後浮気する様子は全くありません。
私自身、いちいちチェックもしていませんが、こちらもただ許すのでは無く、
条件をつけさせていただきました。
実家の目が届く場所へ引っ越し、新生活をスタートしてもらいました。
あれ以来実家の目もしっかりと光っていますし、我が子も可愛い盛りですし、当分は浮気は出来そうにありません。
浮気をしているかもと感じたら、とことん現場を掴み、第三者を間に入れる！これに限ると思います。
保証人を立てる事により、その後のこちらの気持ちに余裕が生まれるものです。
- 一時の感情に流されない。
- 条件をつける。
- .許すと決めたらその話はもうしない。
３つ目は意外に大切です。
浮気＝離婚にしない為の努力も、自分自身にも必要なのだと今は感じています。